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執筆者の写真川口建

第16回 Dream五代塾セミナー実施 8月17日(土)

「五代友厚小伝」八木孝昌著の、第6話「五代の苦境と富国の使命棚上げ」

➀和親条約の批准と事態の逆転、➁坂本龍馬「いろは丸」沈没事件と五代、➂藩へのモンブラン擁護意見と上下議事院構想を勉強した。

五代は欧州視察で大きな成果を得て、慶応元年(1886)12月29日マルセイユを出発して帰国の途についた。その成果とは

  •近代的工業機械の購入(予定された当面の)

  •ベルギー商社設立仮契約

  •パリ万博出展契約とモンブランへの全面委託

更に集大成ともいえる「五代才助献策18ヶ条」を手紙にて藩公へ提言 している。

五代は帰途の途中マルタで正月を迎え、下記の歌を詠んでいる。

「あらき瀬にながれかれにし朽木にも 時こそ来ぬれ花咲きにけり」

要約すると「波荒い瀬に流れてきた朽木にも、今時がきて花が咲く。あまたの困難を乗り越えて、朽木になりそうなわが国に、いま開花・開国の機運を盛り上げ、必ずや花を咲かせて見せる。」 五代の確信を感じさせる心境を詠んだ歌である。

ところが帰国して間もなくベルギーとの商社設立は暗転してしまった。

その理由は大きく3点あげられる・・・・・・・・







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