毎年お盆を迎えると第二次世界大戦の教訓として、テレビ・新聞で紹介される。同時に私たちの五代塾の久保田彌一郎初代理事長の思い出も頭をよぎる。
第二次世界大戦終盤の1943年(昭和18年)に兵力不足を補うため、大学・高校に在籍する20歳以上の文科系の学生を在学途中で徴兵、出征させた。いわゆる学徒動員である。
久保田彌一郎も当時京大在学中に学徒1回生として出征した。写真の寄せ書きには当時の第12台京大学長の羽田亨も署名している。
また当時は日本国籍であった台湾人なども対象とされた。先日亡くなられた台湾の李登輝さんも京大在学中(農学部)久保田彌一郎と同時期に出征している。友人であったかも知れないし、もっと当時の話を聞いておくべきでもあったと今思えば悔いが残る。
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