2021年12月17日、黒田裕樹先生から演題「渋沢栄一とその時代」の講演を聞き、特筆される渋沢の功績を改めて勉強しました。渋沢を語る時は「論語と算盤」がよく語られますが、「孔子の精神で商業を営む」、すなわち「多くの人々の利益を志す商売を行わなければならず、自分勝手なガリガリ亡者の儲け主義に走ってはいけない」、そしてそのためには「多くの人達と手を取り合って公益のために努力する」ことが重要であると考え、栄一は生涯をかけて自分の信念を貫き通した。との説明には、大変勉強になり共感しました。
「東の渋沢、西の五代」といわれます所以には、まさに上記の精神が相通じることもその一つであるとも感じました。
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